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 Blotter March 2013  

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2013年3月1日 (Fri)
靴の丸洗い(黴取り)

起床6時。曇後雨。最高気温17℃。

9時過ぎに家を出てセブンイレブンで昨日の写真のプリント。 その後、黴の除去に先週出しておいたサンダル靴の受け取りに曙町へ。 靴専科という店。 靴の丸洗い+オゾンで乾燥するのだそうだ。見た目は新品の様にきれいになったが黴の根っこは内側に残っているかもしれないとの事。微妙。



 
2013年3月2日 (Sat)
『シューマンの指』

起床6時。雲のち晴れ。

『シューマンの指』(奥泉光)を読了。ずっと面白く読んだのにラストはつまらなく脱力。尚、“天才ピアニスト”である長嶺修人は、「まさと」と読ませているが、実は“シューマン”とも読めるのだな。この作品は、ミステリーだと思うと最後が非常につまらないのだが、小説と思えばOKかな、と。

消灯10時。



 
2013年3月3日 (日)
Sunday Morning Skate (Ueno)

起床5時半。晴れ。

今日はスケート。8時半過ぎに家をでて地下鉄で上野へ。集合時間は9時半。5人が集まった。冬は参加者が少ないとのこと。溜池山王のスターバックスでコーヒー・ブレイク。そのあと神宮外苑まで滑る。寒いと思って暖かいフリースやナイロンジャケットで完全武装したが暑すぎて汗だく。

11時45分に帰宅、シャワー、髪も洗ってさっぱり。お昼も食べてから病院へお見舞い。 到着は12:45。Rは昨日より元気。熱も昨日よりは下がった。今日は慶応病院は休みなので、これといった検査や治療はなし。

わたしは読書。新しい本は江國香織の『抱擁、あるいはライスには塩を』。一風変わった家族の話らしいが、20ページ位読んだ段階では一寸性に合わない感じを認識。

夜は本日のスケートで撮影した写真の編集、アルバム作成。

消灯9時半。



 
2013年3月4日 (月)
小田急デパート

9時に家を出て銀行往復。風も無く春の様な気候だとわたしは思ったが、同行者は寒いを連発。

午後、小田急デパートへ。頼まれものの買い物。夕菜も買う。

夕方、病室に帰り暫くしたら患者はCT撮影に呼ばれた。往復ストレッチャーで楽だったとの事。

消灯9時半。



 
2013年3月5日 (火)
『聖痕』

起床6時15分。晴れ。最高気温14℃、最低気温3℃。春!

毎朝はじめの行事は『聖痕』を朝日新聞から切り取ること。この小説は13日で終わるという囲み記事が出ていたのでそれも切る。次の連載小説は宮部みゆきの時代小説「荒神(こうじん)」とのこと。



 
2013年3月6日 (水)
東京滞在折り返し地点、腰痛発症

起床6時15分。晴れ。最高気温18℃、最低気温5℃。NYの感覚では初夏。

朝食後、少ししたらじわじわと腰痛発症。

今回の東京滞在は本日が折り返し地点。Rとの時間は楽しく有意義なのでずっと続いて欲しいが、それ以外の日本状況は馴染めなくNYに戻れる日が近づくのは嬉しい。



 
2013年3月7日 (木)
お風呂事件

起床5時半。晴れ。最高気温19℃、最低気温10℃。夏到来!

ベッドから起きるのが大変。ゆっくりと回転して腰の痛くならない角度をみつけてからそろそろと起き上がる。間違えると大変なのだ。暖かいシャワーを腰痛部にあててから着替える。いったん起きてしまえば比較的ラク。

昼前に病室着。

3PM からお風呂。3時半ごろ複数の看護師が慌ただしく患者を連れて戻ってきた。 お風呂の途中で気分が悪くなったとのことで患者はタオルに包まれぐったりしている。 意識が無い様子。ほどなくして医師もやってきて手当をするので我々は室外に出る。医師(担当医とは別の血液内科の医師)によると、今回の事は、一種の“のぼせ”で、血圧が一時的に下がってしまった。もう大丈夫だが、今日は急に動いたりしないようにしてください、とのこと。 当人はベッドに心地よさそうに横になっていて安心。

5PMごろ病院から撤収。



 
2013年3月8日 (金)
地震、ヘアカット

起床5時半。晴れ。最高気温23℃。5月下旬の気温。

腰痛は良くも悪くもなっていない。

朝7時20分、がたがたぐらぐら!地震に遭遇。恐怖で鼓動が高鳴り心臓が破けそうになった。震源地は西荻窪の駅近く、東京の真下40km。マグニチュード4、震度3。東京都直下が震源地というのに驚いた。

10時にヘアカット。ヘアーディメンション四ツ谷という場所でJALホテルの近く。気温はすでに18℃。38年も前から営業しているサロンとの事。全然しらなかった。担当は森さんというスタイリスト。物静かな感じの男性で感じよい。4〜5センチ切って貰う。初めてのところなので、どういう出来になるか心配だったけれどまあまあの出来。次回もここに来ようと思った。

11時半ごろ病院へ。丁度睡眠から起きたところのRに今朝の地震について聞いたら気付かなかったとの事。慶応の建物が堅牢なのか、寝ていたのか。

酸素が不足気味との事で鼻に酸素吸入用の小さなチューブをつける(挿入ではない)。その後も結局ほぼ一日中睡眠。

夕方、上田先生が病室にて、現状の説明。血液検査の結果、白血球は増えてきたし、また、感染(黴)も落ち着いてきた。一方、X線写真では胸に影が増えた。これは、菌と闘う時にありがちな事。眠ってばかりいるのは疲れているからなのか、それとも、頭の中に病気浸透の影響があるのか、現状では判断できない。食物摂取については、本人が積極的な関心を示す場合、状況が良くなったら、来週にでも再開を目指せる、といったお話。

先生のお話の行間に含まれていることはというと、体力や免疫力の低下が著しいので積極的な治療は中断しており、口からの食べ物の摂取は推進ささせてあげたいものの、終わりが近いことは否めなそう、とわたしは解釈した。

4PMごろ病院から撤収。



 
2013年3月9日 (土)
腰痛大幅改善、世界堂

起床5時半。ベッドから降りるのに大した苦労も無く、腰痛大幅改善!

朝食の後、バキュームクリーナー掃除をしてから世界堂へ。目的は額縁。前に店の前を通ったときに良い感じのものを見つけたのだ。額縁は4階。装飾的なもの、木目のもの、カラフルなもの、いろいろあるが、わたしの好みは銀色。つや消しステンレス調とつや有りメタリック調の2種類入。

11時ごろ病院着。ランチの後、病室に戻り読書。何を読んでいるのか、と聞くので20年前に英国で暮らしていた日本人女性マークス寿子(マークス としこ)の著した日英比較文化論みたいな本だと応えたら、自分も読みたい、とのことなので、読了後は病室に置いておくことに。

夕方5時に従姉妹C一家到着。お見舞いに「ハーフケット」という半分サイズのタオルケットを貰う。患者の下に敷いて看護師が患者を動かす時に使っても良いし、膝掛けにしても良いという品。 Rはブルーの色が良いとうっとり眺め「色が良い、気に入りました、ありがとう」と。一行は約10分滞在して撤収。

わたしは5時半に撤収。

くしゃみをしても腰が痛くない。治癒したもよう。嬉しい!

消灯9時半。



 
2013年3月10日 (日)
グループスケート、「つぼみ屋」で蕎麦ランチ

起床6時15分。曇り。起床時の気温は12度。最高気温は25℃。真夏だ。

8時半過ぎに家を出て上野へ。今日はグループ・スケートなのだ。9時半のスケートスタート時点で気温はすでに20℃超。青空の下たのしいひとときを過ごした。

スケートの帰りに四谷三丁目の蕎麦屋「つぼみ屋」にて天ぷらそばのランチ。1月にRが四ツ谷三丁目のおいしい蕎麦屋を探していると聞いてインターネットで検索して見つけたもので今回がはじめての訪問。評判通り安くておいしかった。

一旦帰宅してシャワーの後、午後から病院、5時ごろ撤収。

帰宅して朝のスケートの写真の編集、アルバム作成。

消灯9時半。



 
2013年3月11日 (月)
珈琲の味わい

起床6時15分。 気温4℃。最高気温12℃。季節相応な気温に戻った。

朝イチでシーツの洗濯。花粉量が非常に多くて外に干せないので滞在している実家の洗濯機の乾燥機能使用。驚くほど長時間を要するが仕方ない。

11時ごろ病室着。Rは睡眠。11時半過ぎに嚥下リハビリの先生来訪、しかしRは体調悪く嚥下できなそうなので翌日に延期。

午後に綿棒に浸した珈琲で口の中を湿らせて珈琲の味わいを。Rは「おいしい♪」と。

夕方、胸部X線写真。何と機械を部屋に持ち込みベッドに寝たまま撮影。色々あるものだと感心。その他、栄養の点滴、抗生剤の点滴はいつも通り。血小板輸血3回目。白血球は増えたので白血球を増やす注射はなし。

5時ごろ撤収。



 
2013年3月16日 (土)
ニュウ・スニーカー、競泳用水着

起床6時。晴れ。朝の気温7℃、最高気温19℃。

朝食は全粒マフィンにクリームチーズをたっぷり塗って。食後、コーヒーでくつろいでいたらニューヨークから電話。雑談90分。

昼ごろから新宿へ出かける。 ヨドバシカメラで電子機器の部品などを眺める。便利そうな充電器をひとつお買い上げ。続いて小田急に行きスニーカー1足、それと競泳用水着も買った。 中2階のコロンバンでコーヒー休憩。グラタン・セットがおいしそうなので頼んでみた。マッシュルームのグラタンでベースはなんとウニという品。ふつう以上においしかった。

新宿地下道で甘栗の売店の横を通る。Rが好きだから買って帰ろう、と思ったけれど、しかし大京町にRはもう居ない。でも買った。

4時少し前に帰宅。甘栗をむいて10個ほど食す。ひとりだとちっともおいしくない。

消灯10時。



 
2013年3月18日 (月)
地震、書籍『地図に仕える者たち』

起床6時。 気温16℃。最高気温20℃。強風。

朝食を終えてコーヒーを持って自室に戻り寛ごうとした瞬間に地震。時刻は6:53。あまり大きくはなかったものの怖かった。震源地茨城北部、震度は茨城4、東京都で震度は2とのこと。早くNYに帰りたい。

板橋のにて粉骨加工。信濃町からJRで水道橋へ、そこから都営三田線(地下鉄)で24分、西台駅下車。タクシーで5分足らずで目的地の戸田斎場。アポイントメントは2時。書類手続きの後、圧力加工は10分弱で終了。

書籍『地図に仕える者たち』をアマゾンで購入。前に週刊誌に紹介記事が出ていて母親が非常に興味をしめしたので家の何処かにあるのではないかと探したが見当たらなかったので購入した。

消灯10時ごろ。外気温なんと19℃。



 
2013年3月22日 (金)
マクロビオテック弁当

起床6時。晴れ。

朝食後、洗濯。シーツを洗う。今日洗えば、今回滞在中の使用は残り3日。次回に来た時までそのままでも清潔許容範囲となったから。

新宿でバンキング。クレジットカード引き落とし口座にお金を入れる。伊勢丹に寄って升本でマクロビオテック弁当を買い帰宅。

午後から四谷のM銀行で用事を済ませてから、信濃町に行き月曜日の成田エクスプレスの切符を買う。12時3分に東京駅発の電車。いつもと同じ。

夕方、ベッドメイク。まず外でシーツをはげしく振って花粉を落としてから。

夜は友人Kとオチャの予定だったが、弁護士との打ち合わせが長引き9時過ぎても会社を出られないとの事で中止とした。 

消灯10時ごろ。



 
2013年3月25日 (月)
To NYC, 『Cloud Atlas』

起床6時。曇りのち雨。

バンキング(ATM入金)、ポケットWiFi返却。パックして近所のクロネコから出荷。

10時40分に大京町を出て信濃町へ。39日間の東京での滞在を終えてNYへ!

DL172は定刻どおり出発。3:30PMテイクオフ。映画を一本(クラウド・アトラス)をみてあとは睡眠。
Cloud Atlas で心に残ったQuote。
" I believe death is only a door. One closes, and another opens. If I were to imagine heaven, I would imagine a door opening. And he would be waiting for me there." (Sonmi-451)
死は扉に過ぎない。ひとつの扉が閉じたとき、もうひとつの扉が開く。

定刻どおり2:40PMにJFKランディング。今回は荷物を預けたのでカルーセルにて荷物の出るのを待ち4PM少し前に外に出てレンタカーで迎えに来ていたLと落ち合い自宅へ向う。 途中で渋滞にあい車を返したのは5:40PM。

荷物を置いてからベトナム・レストランにてディナー。

帰宅したら冷蔵庫が壊れていた。まったく冷たくならない。とほほ。

就寝12時ごろ。



sk8ny
Maki Asahina
*

BLOTTER は英語で吸取紙のこと。
ほかに記録簿という意味もあります。



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