『 7月4日に生まれて 』

Born on the Fourth of July (1989) USA 2hrs. 25min.


ベトナム戦争で下半身麻痺となったロン(トム・クルーズ)は、学生時代の理想と現実との乖離に苦しみながらも自己とたたかい成長していく。

学生時代なんでもトップだったロンは愛国心に燃えてベトナムへ志願して行くがそこで撃たれて命は助かるものの半身不随となる。 病院での苦しい治療、長いリハビリテーションを経て帰国してきた彼を待っていたのは米国各地で始まっていた反戦運動だった。

ペイトリオズム一色だった主人公が負傷とその後遺症により人生観を変えていき、戦争の愚弄をプロテストするようになっていく。 テーマには同調できる、力作ではあるが、ストーリー展開、特に終り方に納得がいかなかった。

オリバー・ストーン監督のオスカー受賞作。