『エゴン・シーレ』

Egon Schiele: Death and the Maiden (2016)  Austria 1hr50min.



20世紀の初め、ウィーンで最も注目されていた画家のひとりであるエゴン・シーレの半生を描いた伝記映画。

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エゴン・シーレは女性モデルたちとも浮名を流すという存在だった。 1910年、美術アカデミーを卒業したシーレは仲間と「新芸術集団」を結成し、妹ゲルティーをモデルにしたヌード画で注目を浴びる。一方で、画家グスタフ・クリムトから紹介されたモデルのヴァリーとはソウルメイトとなり一緒に生活を始める。 その頃第一次世界大戦が勃発、シーレも戦争に行かざるを得なくなる。しかし画を諦めることのできないシーレは一策を控除いるがそれは自分勝手なものでヴァリーをひどく傷つけることになったのだ・・・

名作『死と乙女(Tod und Mädchen)』の背景がクライマックス。 28歳のときスペイン風邪で死亡したシーレ自身とソウルメートだったWallyの絵画。

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大好きな画家だがその等身大を描いた映画でわかったのは(わたしが知らなかった)、彼は女好きだったということ。思えばあのエロティックな絵は彼の性欲が絵画になったものだったのだ。

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主な出演者:

Noah Saavedra ... Egon Schiele
Maresi Riegner ... Gerti Schiele
Valerie Pachner ... Wally Neuzil

Director: Dieter Berner


(25FEB17)


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