『 イングリッシュ・ペイシェント 』

The English Patient (1996) USA 2hrs. 40min.



サハラ砂漠を背景に繰り広げられる大河ラブ・ロマンス。
主人公アルマシーとキャサリンとの婚姻関係を越えた恋愛関係がアルマシーの回想で描かれており、愛と恋と裏切りが時空を超える。

− − −

第二次世界大戦、サハラ砂漠で銃撃された複葉機から全身に大火傷を負った男が救出されたが、彼は記憶を失っており身元もわからずイングリッシュ・ペイシェントと呼ばれ、カナダの従軍看護婦ハナに看病されることになる。 ハナは自分を愛した人がどんどん死んでしまうので自分が呪われているのではないかと自問しつつも彼を看護することで救済されようとしているようだった。 患者の記憶がすこしずつ戻り過去の話を断片的にするようになったある日、スカラバッジオと名乗る男があらわれた。スカラバッジオはイングリッシュ・ペイシェントの過去の謎を知っているようだった・・・

− − −

時間経過は時系列には表現されていないので、一回観ただけでは、織り込まれている様々な経過を辿ったストーリーの把握はちょっと難しい。
主な出演者は、アルマシー(レイフ・ファインズ)、ハナ(ジュリエット・ビノシュ:ACTRESS IN A SUPPORTING ROLE)、カラバッジョ(ウイレム・デフォー)他。
1996年度アカデミー賞12部門にノミネートされ、9部門を受賞した作品。

* In memory, love lives forever *

dir: Anthony Minghella