『 レイク・プラシッド 』

Lake Placid  (1999) U.S.A. 1hr. 22min.



アメリカ、メイン州山奥の湖で環境の調査をしていたダイバーの変死事件が起きた。 ニューヨークからやってきた研究者(ブリジット・フォンダ)は、地元の保安官と原因調査に乗り出す。 ダイバーを食いちぎったのは、巨大なワニだと分かり、ワニ・ハンター(ビル・プルマン)も登場しワニの捕獲作戦が始まった・・・

大自然の中で人と巨大な動物が闘うという映画としては古くは『ジョーズ』、最近では『アナコンダ』を思い出す。巨大なゴムまりみたいだったアナコンダ(巨大ヘビ)より『レイク・プラシッド』のワニの方が遥かに出来が良く、それなりの見せ場もあり楽しめた。 巷の評判がイマイチとなったのは、不思議世界とか、謎の湖の、とかそういったプロモーションが行われたので、その落差によるものだろう。 82分という長さも気楽で、深く考えずに楽しめる作品。 ラストシーンは、将来への恐怖感があるもののベイビー達は可愛い。

巨大ワニが出て来て人を襲うという如何にもB級テーマなのに、出演者は豪華。 ブリジット・フォンダは、やたら叫びまくりかつてのジェイミー・リー・カーティスの様。

監督の、Steve Miner は、Friday the 13th(1980)のプロデューサーを経て 監督もするようになった人だが、Friday the 13th Part II (1981)、 Wild Hearts Can't Be Broken(1991:Gabrielle Anwar、Cliff Robertson)、 My Father the Hero (1994: Gerard Depardieu、Katherine Heigl、Lauren Hutton 他)、など作品の傾向がわからないタイプ。

dir: Steve Miner


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