『 マトリックス 』

Matrix, The (1999) U.S.A. 2hr. 24min.



WHAT IS THE MATRIX? 今、未来への闘いが始まる・・・

トーマス・アンダースン(キアヌー・リーブス)はコンピュータ会社のプログラマーだが、実はハッカーというもう一つの顔を持って居た。 ハッキングをする時の名前はネオ。ある日ネオのディスプレイに謎の文章が表示された。

   > マトリックスとは何?
   > 白ウサギの後をついていけ

そして、ネオに接触してきた謎のレジスタンス集団のリーダー格であるモーフィウス(ローレンス・フィッシュバーン)と会ったネオは、赤いピルか青いピルかのどちらかを飲む選択肢を与えらえる。 青を飲めば、全ては元どおり。明日の朝いつもどおりに自分のベッドで目覚める。赤い方を飲めば今まで体験したことのない世界を知る事となる。
赤いピルを選んだネオは突然、真実とは現在の日常生活で目にしているものではないのだ、という事を知る。
全ては実はマトリックスにより管理されていたのだった。マトリックスから開放され自由を得る為の闘いが始まる・・・

SF(Blade Runner + The X-Files)+香港カンフー+任天堂+プレステでした。といっても、ゲーマーでないわたしはゲームっぽいな、と想像したに過ぎないのですが、しかし、何処でも構わずいきなりカンフーになるところは、如何にも・・・という感じでした。 更に、華奢な NEO(キアヌー・リーブス)がSFXで格闘しまくるのも作り物(=マトリックス)そのものというイメージを盛り上げていました。

ルイス・キャロルやギリシャ神話をモチーフに採りあげて不思議度合いを上げたり神秘性を演出したりしていますが、実際には映像マジックを見せる作品。 マシンガン撮影(大量のコマとそれをつなぐモーフィングの組み合わせ)で止まっていながら動いているという不思議な映像を実現している。 ワイヤつりたっぷりのアクションシーンの他、弾丸を避けるシーン、ヘリのシーンなどが出色でした。 観るなら劇場での鑑賞とすべきでしょう。
爆破シーンは壁や柱が粉々に飛び散り火薬係ごくろうさま映画ですね。え、これってジョン・ウーじゃないの? (08/08/99)

dir: Andy Wachowski/ Larry Wachowski


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