『 スパイダー・マン 』

Spider-man  (2002)  USA 2hr 02min.


ナードな主人公がひょんな事から超人的な能力を得て悪しきをくじくスパイダーマンとなりニューヨーク中を飛びまわり大活躍する。

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ピーター(トビー・マグワイア)は勉強が出来る良い子だったが学校ではいじめられ役。同級生で幼馴染のメリージェーンに思いをよせているが打ち明けることすら出来ない。 ある日、課外授業で訪れた大学の研究室でケージから脱走したクモに刺されてしまう。翌朝、ピーターは視力は向上し今までの厚い眼鏡は不要になり筋肉のついたたくましい体になっている自分に驚く。それだけではなかった。高いジャンプ力やクモの糸をあやつるなど、クモの毒素がピーターの体内で変化して彼にクモの特殊能力が生まれたのだ。

最初は、特殊能力でお金儲けをしようとプロレスにチャレンジしたりしていたが、親代わりになりピーターを育ててくれた伯父が通りがかりの強盗に殺されてしまった事から、その能力を正義の為に使うことに目覚める。

一方、同級生の父親ノーマン(ウイレム・デフォー)は人体増強剤の開発研究を進めており自らをその人体実験台としていた。その副作用で穏やかな父親と邪悪な怪人グリーン・ゴブリンの二重人格になってた。グリーン・ゴブリンはニューヨークに出現して悪事を働きスパイダーマンと対決するが互いの正体は知らなかった・・・

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観る前はトビー・マウワイアとスーパー・ヒーローのイメージがあわなくて期待度は低かったのだが、これは面白い。主人公のスパイダーマンにトビー・マグワイヤをもってきたのも冴えない高校生が成行きで超人的な活躍をするようになるという筋書きなのでぴったり。もっとも、スーパー・ヒーローの活躍といえば普通は国家や地球の危機を救うといった大規模なものだが、スパイダー・マンは街のチンピラ級の悪事と闘うところが前身は冴えない高校生というヒーローらしくて良いのだ。

ニューヨークの街を自由自在に飛び回り大活躍するアクションシーンは理屈抜きに楽しい。 ウィレム・デフォーの二重人格ぶりも楽しめる。

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主な出演者:
Tobey Maguire … Peter Parker / Spider-Man
Willem Dafoe … Norman Osborn/The Green Goblin
Kirsten Dunst … Mary Jane Watson

 
dir: Sam Raimi
( 11/NOV/02 )


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