『 ワイルド・ワイルド・ウエスト 』

Wild Wild West (1999) USA 1hr. 57min.



1869年、西部開拓時代のアメリカ。マッドサイエンティスト、ラブレス博士(ケネス・ブラナー)による、大統領の暗殺、そして、再び南北戦争を勃発させようという陰謀を阻止すべく、連邦捜査官のゴードン(ケビン・クライン)と南北戦争英雄のガンマン、ジム・ウエスト(ウィル・スミス)が派遣された。
二人は、ラブレス博士の手になるハイテク列車 “ワンダラー号” に乗り込み博士の追跡を開始する。 変装の名人で暴力を嫌い且つ理論派のゴードンと、軽いノリで何かというと拳銃を放つウェストは対立の連続だ。 いよいよ、ラブレス博士との対決の場がやってきた。ラブレス博士は巨大な戦闘マシン “タランチュラ” で迎えうつ・・・


出演者の顔ぶれから期待すると想像とはちがう出来。つまらない映画という程でもないのだけれど、キャストや特影など映画にかかったお金と面白さを比べ、コストパフォーマンスはかなり低い。 マッドサイエンティストの奇怪な発明品が次々に登場し、ウエスタンなのにSFといったつくりです。発明品は、一応、当時存在する範囲でのイマジネーションに限定しているというのはご愛敬。 90年代における1860年代コスプレ・レトロ映画といった感じでした。(1999/07/03)

dir: Barry Sonnenfeld


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